ホリデーシーズンにセキュリティ問題として多く発生する原因が、お得な情報を含むメールや、信じられないほどの割引を約束するサイトへのリンクを含むメールがとなることがあります。確かに小売業者がお得な情報を宣伝するのに最も簡単な方法は、顧客にメールを送ることです。
特に今の時期、多くの人が熱心にお得情報を探しているため、フィッシングメールが急増し、攻撃者にとってメールを合法的であるように見せることが簡単になります。被害にあわないためにもお得な情報を謳っている第三者のウェブサイトは避けるべきです。アマゾンでもベストバイでも、その他のウェブサイトでも、とにかく第三者を通さずに直接そのサイトに行ってください。
肝に銘じるべきことは、信じられないほどのお得な情報は、おそらく信じてはいけないということです。
他には例えば、オンラインショッピングを地元のスターバックスでコーヒーを飲みながら行うのが最高のひと時という人も多いかもしれません。実はこの行動で注意すべきことがあります。攻撃者が密かに何を行なっているかというと、公共のネットワークを使い、支払いのためにクレジットカード情報を入力する人を待ち構えているのです。
私からのアドバイスとしては、公共のインターネットに接続するときはウェブサイトを見る程度にするということです。クレジットカード情報を入力するのは避けてください。
最後に、聞いたこともないようなサイトで、小売店の特典プログラムに登録しないでください。誰もが「お得」「割引」という言葉に弱くつい飛びつきたくなるのは理解できます。しかも、インターネットには割引をオファーするサイトが溢れているのです。さらに、このようなサイトに登録する際には、他のサイトでも使っているメールアドレスとパスワードを使うことが多いことでしょう。これが何を意味するかというと、1つのサイトに情報を入力するだけで、多数のサイトへの情報を手放すことになるのです。
対策としては、びっくりするほどお得なオファーに対しては疑うことを忘れないことです。また、ウェブサイトごとにパスワードは変えるべきです。すべてのパスワードを覚えるのは大変なので、LastPassのようなパスワードマネージャーを使って、安全な方法でパスワードを保存・記憶することをお勧めします。さらに、デバイスやネットワークのセキュリティを確保して、データを安全に保ちましょう。
2020年も終わりとなるこのホリデーシーズン、サイバー犯罪の急増が予想されています。オンラインショッピングをする際には十分に警戒してください。
ネットワークとクラウドで情報を保護する方法の詳細については、Vectra Cognitoプラットフォームの詳細をご覧ください。またその他お問い合わせ、デモのご要望などございましたらこちらまでご連絡ください。
Attack Signal Intelligence を活用して、既知および未知の脅威をリアルタイムで検知、追跡、調査することで、セキュリティチームは可能な限り早い段階で攻撃を特定し、侵害となる前に阻止できるようになります。